2006年、世間の度肝を抜く出来事が起きた。安達有里が48歳にして大胆なヌード写真集『My Dear』を発表。さらにその勢いのまま、本格的な映像作品のリリースを発表したのだ。娘の安達祐実が超有名女優として君臨するなかでの電撃移籍。世間は「親の威光を利用した炎上商法か」「家族の絆はどうなるのか」と騒ぎ立てた。
しかし、本人の胸中は単なる話題作りにとどまらない強い覚悟に満ちていた。女性としての再出発、そして自立した一人の人間としてのアイデンティティの追求。周囲からの猛反対を押し切って踏み切った決断は、結果として空前絶後の売上と話題性を生み出した。一連の自伝的な告白本をサンクチュアリ出版などから世に問いかける動きとも連動し、彼女の生き様そのものが大きなムーブメントとなっていく。