田名八幡宮の年中行事は、四季折々の風情と地域の連帯感を感じられる機会に満ちています。特に毎年秋に斎行される例大祭は、地域最大の賑わいを見せる一大イベントです。
例大祭の日程にあわせて境内や参道周辺には所狭しと祭り屋台(露店)が立ち並び、焼きそばやりんご飴などを買い求める家族連れや若者で活気に溢れます。勇壮な神輿の渡御や奉納演芸も行われ、普段の静かな境内とは一変した華やかなお祭りムードを満喫できます。
また、小正月(1月中旬)の恒例行事であるどんど焼き(左義長)も見逃せません。近隣住民が持ち寄った正月飾りやお札、だるまなどを積み上げて焚き上げ、その神聖な火にあたることで1年間の無病息災を祈ります。立ち上る煙と炎を見守る地域の人々の姿からは、今なお失われない伝統行事への敬意が伝わってきます。