「地球からいちご馬車で3時間」――。かつて小倉優子が真剣な表情で語っていた「こりん星」。その場所を現実の地図上で探そうとしても、当然ながら天文学のデータベースやグーグルマップには存在しない。
結論から明かせば、彼女の真の出身地は千葉県茂原市だ。緑豊かな房総半島の中央部に位置するこの街こそが、お菓子でできた建物を想像させた故郷の地理的な実態である。芸能界デビュー直後、強烈なインパクトを残すために考案された独自の世界観だったが、あまりの知名度の高まりとともに、本人の現実生活との乖離が次第に浮き彫りとなっていった。ファンタジーを維持する過酷な日々を経て、ついに「もう限界です」と自ら幕を引いた伝説のキャラ設定崩壊。その瞬間こそ、彼女が真のタレントへと脱皮する決定的な第一歩だった。