天然素材を語る上で避けて通れないのが、メンバー間で囁かれ続けた不仲説の真相です。当時の舞台裏は、ライバル心と焦燥感が渦巻く凄まじい緊張状態にありました。
最も深刻だったのが、ナインティナインの突出したブレイクに対する他メンバーの葛藤です。特に雨上がり決死隊の宮迫博之やFUJIWARAの藤本敏史らは、後輩であるナイナイが瞬く間に冠番組を持ち、全国区のスターになっていく姿を目の当たりにし、猛烈な嫉妬と劣等感に苛まれたことを後年の番組で告白しています。
楽屋では会話が途絶え、ナイナイの2人が孤立する時期もありました。岡村隆史自身も「当時は先輩たちに合わせる余裕がなく、売れるために必死すぎて周囲を敵のように感じていた」と回顧しています。さらに、夏まゆみ氏の厳しい指導に対してストイックに応えようとするメンバーと、反発を強めるメンバーとの間でも温度差が生じ、グループ内の人間関係は限界寸前まで張り詰めていました。
ネットの反応や当時のファンの間でも「明らかに楽屋の空気がギスギスしていた」「舞台上でのアイコンタクトが消えていた」といった舞台裏のエピソードが多数語り継がれており、当時の殺伐とした熱気がうかがえます。