大洗の海で潮干狩りを楽しむ上で、最も注意しなければならないのが茨城県ハマグリ採取制限をはじめとする法規制です。大洗周辺は鹿島灘の豊かな漁場であり、資源保護と漁業権保護のため、茨城県漁業調整規則によって極めて厳しい大洗潮干狩りルールが定められています。違反した場合は海上保安庁や警察の摘発対象となり、10万円以下の過料や懲役刑が科される可能性があります。
大洗で潮干狩りを行う際は、以下のルールを完全に頭へ叩き込んでおきましょう。
① 採取可能なエリアの限定:大洗サンビーチを含む指定された海岸のみで採取が認められています。第1サンビーチや第2サンビーチの一部など指定区域外や、危険なヘッドランド(人工岬)周囲での採取は全面禁止です。
② サイズ制限(稚貝の保護):殻長3cm以下のハマグリは採取禁止です。掘り出した際に3cm(概ね500円玉の直径程度)に満たないものは、その場で速やかに海へ戻さなければなりません。
③ 採取量の制限:持ち帰ることができる貝の量は、1人につき1日1kgまでと定められています。大量に持ち帰る行為は密漁とみなされます。
④ 潮干狩り熊手サイズ規定の厳守:使用できる道具は、幅20cm未満、爪の長さ5cm未満、柄の長さ50cm未満の小型熊手に限られます。網が付いた熊手や、ジョレン(鋤簾)と呼ばれる大型器具の使用は一切禁止されています。