彼女のキャリアを語る上で欠かせないのが、一時期の学業専念に伴う活動休止と、その後の見事な復帰劇である。熱狂的なアイドルシーンから一度身を引くという決断は、彼女自身にとっても大きな葛藤を伴うものだったはずだ。しかし、この「空白の期間」こそが、結果として彼女のアーティスト性をより深く耕すこととなった。
復帰後にステージへ立った彼女が放ったエネルギーは、ファンのみならずグループ全体をも震撼させた。「表現できる場があることのありがたさ」を全身で噛み締めるような迫真のパフォーマンスは、彼女の表現に圧倒的な説得力を与えた。客観的な視点を得て戻ってきた彼女の言葉と立ち振る舞いには、迷いのない力強い一本の芯が通っている。