薄力粉と中力粉の違いは?代用の落とし穴と料理別の使い分けを徹底解説

薄力粉と中力粉の違いは?代用の落とし穴と料理別の使い分けを徹底解説

薄力粉と中力粉の違いは?代用の落とし穴と料理別の使い分けを徹底解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

「レシピを見て買い出しに行ったのに、近所のスーパーに中力粉が1種類も置いていない」という経験をした読者は少なくないはずです。大手の棚には薄力粉が数種類、強力粉が数種類並んでいるにもかかわらず、中力粉だけが姿を消している現状があります。

製粉業界関係者の証言や流通構造を追っていくと、そこには日本の家庭料理における購買行動の二極化が浮き彫りになります。

高度経済成長期以降、家庭で作る小麦粉料理は「お菓子・天ぷら(=薄力粉)」と「ホームベーカリーや手作りパン(=強力粉)」へと明確にシフトしました。かつて各家庭で盛んに行われていた「うどん打ち」「すいとん作り」「まんじゅう作り」といった中力粉を大量消費する文化は、チルド麺や冷凍うどんの普及によって激減した背景があります。

スーパーの限られた陳列棚において、回転率の低い中力粉は棚落ちの対象になりやすいのが実情です。現在でも地方のうどん文化圏(香川県や埼玉県、群馬県など)や大型店、製菓製パン材料専門店では常時販売されていますが、一般的な都市型スーパーでは「需要の少なさ」ゆえに姿を消しているのが流通の真相です。ただし、「地粉(じごな)」や「手打ちうどん用粉」という名称で、乾物・粉類コーナーの目立たない場所に配置されているケースもあります。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。