都内の有名宝くじ売り場や平日夕方のインターネット速報掲示板では、独自の熱気が渦巻いています。18時45分頃にナンバーズ4当選番号速報が流れる瞬間、購入者たちのコミュニティ(SNSや5ちゃんねるの宝くじ板など)には歓喜と悲鳴が同時に書き込まれます。
「軸にした『4』と引っ張りの『9』までは完璧に読めていたのに、ノーマークだった『1』のダブルにやられた」「ボックスで3万7千円ついたが、直近3週間の購入費を差し引くとマイナス5千円。トータルで勝つ難しさを痛感する」といった、愛好家たちの赤裸々な手記や告白が連日投稿されています。現場のベテラン購入者への聞き取り調査でも、年間を通じて収支をプラスに保てていると語る人物はごくわずかです。
長年買い続けているある古参ファンは、自著同人誌のコラムで次のように記しています。「初心者は1回で大逆転しようとストレートを無作為に買い散らかすが、それは売り場に現金を寄付しているのと変わらない。生き残っている人間は、過去データから出目の冷え込みを察知して見送る『見(ケン)』の技術を持っている」。感情に任せた衝動買いではなく、淡々とデータを処理して予算管理を徹底できるかどうかが、愛好家の命運を分けている実態が伺えます。