女優としての本格的なブレイクを果たす前、彼女はグラビアアイドルとしても活動し、その抜群のスタイルとクールなルックスで多くの注目を集めた。しかし、本人の胸中にあったのは「あくまで役者として評価されたい」という烈々たる情熱だった。
その転機となったのが、2005年公開の映画『パッチギ!』である。強烈な個性を放つ女子生徒役を演じた彼女は、短い登場シーンながらも観客の記憶に強烈な焼き付きを残した。スクリーンを切り裂くような凛とした立ち姿と内に秘めた強烈なエネルギーは、監督や映画関係者に「凄まじい女優が現れた」と知らしめる決定打となった。