検索エンジンで「2月12日 誕生花 怖い意味」と検索される背景の主たる要因が、このキツネノボタンにあります。つけられた花言葉は「騙されないで」「嘘」「忘恩」という、祝賀にはおよそ似つかわしくない不穏なキーワードです。
なぜこれほど警戒心を煽る言葉が冠されたのか。その理由は、植物自体が持つ強い毒性(プロトアネモニン)に由来します。キンポウゲ科に属するキツネノボタンは、茎や葉を傷つけると有毒な汁液を分泌し、肌に付着すると激しい水疱や皮膚炎を引き起こします。誤って口にすれば胃腸炎や中毒症状を招く危険な植物です。
「小さくて可愛らしい黄金の花に油断して触れると、痛い目を見る」という自然界の警告が転じて、「騙されないで」「見かけによらない」という意味の花言葉が定着しました。野に咲く姿を鑑賞するのは趣がありますが、誕生日の花束やアレンジメントに含めることは絶対に避けるべきとされています。