会場でひときわ大きな存在感を放つのが、日本を代表するトップパティシエたちだ。辻口博啓は、和素材とカカオを融合させた前人未到のクリエイションを毎年持ち込み、訪れるファンの舌を驚かせ続けている。自ら店頭に立ち、来店客一人ひとりと笑顔で言葉を交わすその姿は、業界のトップランナーとしての矜持を感じさせる。
一方、素材への徹底したこだわりと職人技で魅了するのが鎧塚俊彦だ。自社農園でのカカオ栽培から手がける独自のアプローチは、洋菓子・製菓業界全体に新たな持続可能性と価値観を提示している。両雄が同じフロアで火花を散らし、互いの技を高め合う光景こそ、この場所が特別視される理由に他ならない。