新宿歌舞伎町におけるコンカフェ摘発が急増している最大の理由は、飲食店営業を隠れ蓑にした「事実上の違法風俗営業」が横行した点にあります。本来、一般的なカフェや喫茶店として届け出ている店舗が、実際には客の隣に座って談笑したりカラオケデュエットを行ったりする接待行為を行っていました。
さらに問題視されたのが、いわゆる「トー横」周辺に集まる若年層や観光客を標的とした強引な集客です。歌舞伎町コンカフェの悪質な客引き行為は、東京都の迷惑防止条例違反に抵触するケースが多く、路上での執拗な付きまとい行為に対する一般市民からの通報が急増したことが、警視庁保安課による一斉捜索の引き金となりました。
当局は従来の個別摘発から方針を転換し、同一グループが運営する系列店舗へ同時に踏み込む集中取り締まりを展開しています。営業実態と許可内容の乖離を徹底的に洗い出し、店舗責任者だけでなく資金源となっている背後関係の解明を進めています。