中国史上最悪の酷刑「凌遅刑」とは?肉を削ぐ凄惨な手順と廃止の真相

中国史上最悪の酷刑「凌遅刑」とは?肉を削ぐ凄惨な手順と廃止の真相

中国史上最悪の酷刑「凌遅刑」とは?肉を削ぐ凄惨な手順と廃止の真相の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

中国の伝統的な基本刑罰体系は、漢代以降「五刑(笞・杖・徒・流・死)」を基本としていました。しかし、重大犯罪に対しては五刑の枠を超えた過酷な処刑法が歴史上いくつも用いられてきました。

刑罰名執行方法苦痛の性質と特徴凌遅刑生きたまま肉を細かく削ぎ落とし解体数時間から数日間にわたり極限の激痛を持続させる究極の死刑腰斬(ようざん)巨大な押し切り刃で胴体を真っ二つに切断主要臓器が残るため、切断後もしばらく意識があり悶絶する車裂き(くるまざき)四肢と頭部を牛や馬に結びつけ八つ裂き強烈な牽引力で一瞬にして肉体を引きちぎる公開処刑磔刑(たっけい)柱に縛り付け槍などで突き刺して殺害見せしめ効果が高いが、凌遅刑ほど持続的な肉体削ぎは伴わない

腰斬や車裂きも凄惨を極めますが、凌遅刑との決定的な違いは「苦痛を引き延ばす時間の長さ」と「肉体を徹底的に微細化する儀式性」にあります。ただ命を奪うだけでなく、個人の肉体そのものをこの世から完全に消滅させることが凌遅刑の真の目的でした。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。