乳幼児の気道は極めて細く、ほんのわずかな姿勢の崩れが通気障害を引き起こす。日本小児科学会や厚生労働省も、抱っこ紐使用時の姿勢崩れによる窒息事故に対して注意を呼びかけてきた。
2026年現在の安全ガイドラインにおいて強調されている最新のチェックポイントは以下の通りだ。
- あごと胸の隙間: 赤ちゃんのあごと胸の間に、大人の指2本分のスペースが常に確保されているか。あごが引けすぎた状態は気道を閉塞させる危険がある。
- 顔の露出度: 布地やヘッドカバーで赤ちゃんの顔が覆われていないか。横から見たときに、鼻と口が視界へ完全に露出している必要がある。
- おでこにキスができる高さ: 装着者の顎を少し下げた際、赤ちゃんの頭頂部や写真のおでこにスムーズに唇が届く高さに維持されているか。
これら一つでも条件を満たしていない場合、即座に装着をやり直さなければならない。