プロショップに対して「初心者が入ると高額なギアを押し売りされるのではないか」「知識がないと行きづらい」といった心理的ハードルを抱く方は少なくありません。しかし、現場の販売体制を検証すると、これは明確な誤解です。
第一に、量販店ではアルバイトスタッフがマニュアル通りに接客するケースが見られますが、モリスポのフロアスタッフは自らも雪山に通い詰める現役ライダーや熱心な愛好家で構成されています。そのため、「今シーズンから始める」「予算5万円以内で一式揃えたい」といった初心者の制約条件に対して、無理に高額な最上位モデルを勧めるのではなく、扱いやすさと予算バランスを考慮した現実的な提案を行う傾向が定着しています。
第二の盲点は、「ネットオークションやフリマアプリでの中古購入とのトータルコスト差」です。ネットで安く買った中古ボードであっても、ソールが酸化していたりエッジが錆びていれば、専門工房でのフルチューンナップ(約1万円〜1.5万円)が別途必要になります。さらにブーツのサイズが合わず買い直す羽目になれば、結果的にプロショップで型落ちの新品セットを購入した方が総額も安全性も格段に優れていたというケースが後を絶ちません。