中学校や高校の定期試験において、「バスを待ち大路の春をうたがはず」が出題された場合、採点者がチェックする評価基準は極めて明確です。減点を防ぎ、満点を獲得するための実践的な記述テクニックを伝授します。
試験で最も差がつくのは、「作者の心情を30〜40字程度で説明せよ」という記述問題です。この設問に対応する際は、以下の3要素を答案の中に必ず盛り込む必要があります。
【必須キーワード3点】
1. 状況:「都会の広い大通り(バス停)で」
2. 知覚:「五感で春の訪れ(季節の巡り)を実感し」
3. 心情:「疑いようのない命の力(春の確信)に心を満たされている様子」
模範解答例としては、次のようなまとめ方が推奨されます。
「大都会の広い道路でバスを待つ間、全身で春の気配を感じ、その確実な訪れを心から確信している心情。(48字)」
文字数制限が短い場合は、「都会の大通りで、春の確実な到来を全身で実感し確信している心情。(34字)」とシェイプアップすると減点されません。
また、文法問題として頻出する「うたがはず」を現代仮名遣いに直す問題では、「うたがわず」と正確に表記すること。「大路」の読み問題では「おおじ」と記述し、「たいろ」「おおみち」といった誤答を絶対に避けてください。句切れを聞かれた場合は、迷わず「句切れなし」と回答することが鉄則です。