ディナーショーの魅力の半分は、総料理長がこの日のためだけに考案した特別コースにある。前菜からデザートに至るまで、アーティストの世界観や公演のテーマをオマージュした繊細なメニューが並ぶ。キャビア、フォアグラ、トリュフ、厳選された国産牛といった贅沢な食材が惜しみなく使われ、味覚の面でも妥協は一切ない。
料理に合わせたワインやシャンパンのペアリングも極上の体験を後押しする。開演前の約2時間、優雅な食事と会話を心ゆくまで堪能し、程よく満たされた心地よさの中で暗転を迎える。舌鼓を打った余韻のまま最高の音楽に浸るこの流れこそ、通常のコンサートでは決して味わえない贅沢の極みだ。