かつては静止画の定期更新が主流だった雪山監視だが、近年はYouTube Liveなどを活用した滑らかなライブカメラ映像配信が劇的な進化を遂げた。映像の解像度が上がったことで、単に「雪が降っているか」だけでなく、「路面にタイヤ痕がくっきり残るほどの新雪か」「シャーベット状の水たまりか」といった繊細な路面状況まで判別できる。
豪雪時の峠越えにおいて、鳥取県警察本部交通部が注意を促すチェーン規制やスリップ事故多発地帯の現状は、数値データだけでは把握しにくい。ライブストリーミング映像であれば、走行する車の挙動、巻き上がる雪煙の量、除雪車の稼働タイミングまで手に取るように分かる。視界不良のホワイトアウトが発生している最中に現地へ突入する無謀を未然に防ぐことができるのだ。
特に夜間や早朝の移動では、気温の低下とともに路面が急激に凍りつく。カメラ映像に映る街灯の反射光や、先行車のテールランプのにじみ方から路面のテカリを見抜くスキルは、冬道を走るすべてのドライバーにとって強力な武器となる。