世界的建築家である安藤忠雄氏が数多くの建築やミュージアムを手掛け、デザイン都市としてのプライドを誇る神戸。その美意識は、シェアハウスの上位概念である「コリビング」や「ソーシャルアパートメント」の空間設計にも色濃く反映されている。
ただ寝室を分け合うだけの時代は終わった。打ち放しコンクリートと無垢材が調和したワークスペース、カフェさながらのエスプレッソマシンが鎮座するアイランドキッチン、防音設備の整ったオンライン会議用ブース。住居でありながら、コワーキングスペースとしての機能をハイレベルで内包した施設が次々と登場している。
デザイン性の高い空間に身を置くこと自体が、日々のクリエイティビティを刺激する。職住近接の先にある「職住融合」のライフスタイルを求めるフリーランスやITエンジニアが、東京や大阪から拠点を移すケースが後を絶たない理由がここにある。