トップヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロ氏は、質感作りの重要性を常に強調する。カサつきが気になる肌に厚塗りは厳禁。薄膜でありながら光を乱反射させ、肌のアラを瞬時にカモフラージュするリキッドの選定こそが、清潔感と洗練された大人の色気を生む秘訣だと説く。
一方、美容家の神崎恵氏が提案するのは、肌の内側から湧き出るようなみずみずしい湿度感だ。彼女が愛用するアイテム群を見ても、油分と水分のバランスが絶妙に計算されたテクスチャーが際立つ。プロフェッショナルたちが口を揃えるのは、乾燥肌だからといって重たいクリームに頼るのではなく、密着力と保水力に長けた液状フォーミュラを選ぶべきだという事実である。