現在の苫小牧沖を攻略する上で、主流となっているのがオフショアジギングの進化系だ。細番手のPEライン(1.0〜1.5号)にフロロカーボンリーダーを結束し、潮抜けの良いタングステンジグや、スローピッチ対応のセミロングジグを使い分ける。
サクラマスを狙う場合、フォールアクションの強弱が釣果を分ける。派手なジャークではなく、フワリとジグを水平姿勢に保たせて漂わせる「間」を作れるかどうかが勝負の分かれ目だ。カラーはブルピン、グリーンゴールド、そして濁り潮に強いゼブラグローが定番として君臨する。
一方で、伝統的な毛鉤やオオナゴを配した「バケ釣り」の威力も侮れない。重いオモリ(バケ)をリズミカルに振り、海底付近の大型魚を狂わせるこの釣法は、時に最新ジギングを凌駕する爆発力を見せる。船宿の指定するルールに合わせ、ハイブリッドに戦略を組み立てることが釣果アップへの近道だ。