順風満帆に見えた結婚生活でしたが、結婚14年目を迎えた2001年5月、激震が走ります。石橋凌にアメリカ人女性との間に生まれた婚外子(男児)が存在することが週刊誌によってスクープされたのです。
石橋は緊急記者会見を開き、事実を認めて全面的に謝罪。認知と養育費の支払いを公表しました。世間からは激しいバッシングが巻き起こり、誰もが「離婚は避けられない」と予想しました。しかし、最大の被害者であるはずの原田美枝子が下した決断は、世間の予想を覆すものでした。
原田は取り乱すことなく事態を受け止め、「子供たちにとって父親である事実は変わらない」「彼がアーティストとして背負っていくべき業も含めて受け止める」という趣旨の姿勢を崩しませんでした。夫婦としての深い対話を重ねた末、原田は離婚を選ばず、家族を守り抜く道を選んだのです。この並外れた度量と覚悟こそが、夫婦の絆をより強固なものへと再構築する転換点となりました。