軽症と判断して自宅療養を行う場合でも、初期対応から20〜30分経過しても症状が改善しない場合は、迷わず医療機関を受診してください。
熱中症の翌日もだるい理由と回復期の過ごし方
「熱中症の処置をして翌日になったが、全身の強い倦怠感や微熱が抜けない」という訴えは非常に多く見られます。これは、過度の熱ストレスによって筋肉細胞や肝細胞が微小なダメージを受け、炎症性サイトカインが体内に残存していることや、細胞内のミネラルバランスが完全には復元していないことが原因です。
翌日もだるさが続く場合は、無理な運動や長時間の労働を避け、消化の良い食事と十分な睡眠を確保してください。ただし、尿が出ない、尿の色が紅茶のように濃い(褐色尿)、立ちくらみが悪化しているといった症状がある場合は、横紋筋融解症や急性腎不全の疑いがあるため、直ちに内科を受診する必要があります。