トマト茎のぶつぶつは病気?気根と青枯病の見分け方と緊急対策

トマト茎のぶつぶつは病気?気根と青枯病の見分け方と緊急対策

トマト茎のぶつぶつは病気?気根と青枯病の見分け方と緊急対策とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

植物病理学の視点から見ると、茎に浮き出るぶつぶつの大半は「気根(きこん)」の赤ちゃん、つまり根の芽だ。本来は土の中で伸びるべき根が、過剰な水分や空気中の高湿度、あるいは根詰まりによる酸素不足を察知し、空気中へ直接根を伸ばそうとして茎の表面を突き破る現象である。恵みの雨が続いた後や、梅雨の湿気、毎日の水やりが多すぎた場合に多発する。

一方で、単なる気根ではなく、致命的な土壌伝染病の初期症状としてぶつぶつが盛り上がるケースも確実に存在する。恵泉女学園大学の藤田智教授が『趣味の園芸 やさいの時間』などで長年指摘してきたように、植物の発するサインを正しく読み解くことこそが、野菜作りにおける最大の分岐点だ。見立てを誤ると、一晩で菜園全体へ壊滅的なダメージが及ぶ。

小林 直樹
Author

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。