見世物や伝統芸能という枠組みを飛び越え、健全な競技スポーツとしての再構築を果たしたのが日本女子相撲連盟の設立だった。現在では、セパレート型のウェアや回しを着用した選手たちが、全国大会や世界選手権でしのぎを削っている。
かつての興行的な色彩を脱ぎ捨て、純粋なアスリートとして技術と精神力を競い合う現代の女子相撲。アマチュア相撲の国際化にともない、世界中の女性選手が土俵という独特の空間で自己の限界に挑んでいる。古来のふんどし文化が持っていた身体表現の力強さは、現代スポーツの新たな価値観へと見事に受け継がれた。