英検1級の難所は、何と言っても語彙力と英作文だ。政治、経済、医療、テクノロジーなど、大人の知識人でも頭を抱えるテーマが出題される。日本語でも理解が難しいこれらの概念を、なぜ幼い子どもたちが理解し、英語で表現できるのか。
秘密は、ビジュアルと文脈を紐付けた「多読・多聴」にある。言葉の定義を暗記するのではなく、動画や絵本を通じて「こういう状況で使われる言葉」として感覚的に捉えるのだ。例えば、「biodiversity(生物多様性)」という言葉を、環境問題のアニメーションを通じてビジュアルで理解する。日本語の訳語を介さず、概念そのものを英語で脳にインプットするため、大人よりもスムーズに難解な語彙を使いこなすことができる。