落書き騒動の後、江角氏は芸能活動の縮小を余儀なくされましたが、即座に引退したわけではありませんでした。決定的な引き金となったのは、事件から約2年半が経過した2017年1月の『女性自身』による不倫・投資詐欺グループ関与疑惑の報道です。
同誌は、江角氏が実業家の男性と深夜まで行動を共にしていた写真とともに不倫疑惑をスクープ。これに対し江角氏は即座に代理人弁護士を通じてFAXを各社に送信し、「不倫関係は一切ない」「投資詐欺への加担もない」と断固否定しました。そして、その声明と同時に電撃的な「芸能界引退」を発表したのです。
引退の理由として挙げられたのは「30年間の芸能生活に区切りをつけ、子供たちの養育に専念するため」というものでした。落書き騒動以降、テレビカメラに追われ続け、子供たちの学校生活にまで深刻な影響が及んでいたことは想像に難くありません。一連のスキャンダル報道から家族を守るための最終手段が「引退」という名の完全遮断だったのです。