「八月一日」の読みである「ほずみ」は、漢字違いの「穂積」姓とも深い歴史的親縁関係にある。日本の法学界に不滅の足跡を残した穂積陳重(法学者)をはじめ、穂積の一族は明治以降の日本の近代化において極めて重要な役割を果たしてきた。明治民法草案の起草者として知られる彼の存在は、日本の法律史における金字塔である。
オンライン百科事典のWikipediaなどで「穂積氏」や「八月一日」の項目を検索すると、古代の穂積臣(ほづみのおみ)にさかのぼる由緒ある系譜や、全国各地に散らばる異体字の解説が網羅されている。「八月一日」という4文字の漢字表記は、同じ「ほずみ」という音を持つ一族の中でも、特に神聖な行事の記憶を文字として残そうとした先人の意図が伺える貴重な文化遺産なのだ。