ボケ担当のゴリ(照屋年之)は、近年、映画監督としての稀有な才能を開花させている。本名である照屋年之名義でメガホンを執り、沖縄の風土や家族の絆を深く描いた作品群は、国内外の映画祭で極めて高い評価を獲得した。
特に2019年に公開された長編映画『洗骨』は、モスクワ国際映画祭やトロント日本映画祭など、数々の映画祭で観客賞や最優秀作品賞を受賞。沖縄離島に伝わる風習を題材に、生と死、家族のユーモアと哀愁を巧みに描いた手腕は、単なる「タレントの副業映画」の域を遥かに超えている。芸人として培った洞察力と人間味あふれる演出は、映画界でも独自のポジションを確立している。