原作者・内藤泰弘が紡ぎ出すスタイリッシュで濃密な世界観は、アニメ制作業界が誇るクオリティの雄・株式会社ボンズの手によって映像化された。画の躍動感、カット割り、音楽の選曲に至るまで一切の妥協を許さない制作陣の熱量が、声優陣のパフォーマンスと見事に共鳴している。
特に第1期『血界戦線』および第2期『血界戦線 & BEYOND』でのスティーブンフィーチャー回は、画面から漂うジャジーで大人の雰囲気が際立っていた。作画の疾走感に宮本充のアダルトな声が乗ることで、アニメーションという表現の限界を超えた映像体験が完成したのだ。