彼の代名詞となったのが「怪魚ハンター」としての顔である。南米のアマゾン川から日本の離島まで、巨大魚を求めてどこへでも足を運ぶ。しかし、彼の真骨頂は単に魚を釣ることにとどまらない。異様な姿の深海魚や、生態系を乱す危険な外来種であっても、捕獲した後は自ら調理して胃袋へと納めるのだ。
世間からは「奇食家」と称されることもあるが、彼にとって「食べる」という行為は、その生物の味覚・肉質・生態系における位置づけを五感すべてで理解するための究極の観察手法にほかならない。生態系被害を訴えるだけでなく、実際に外来種を美味しく食べる調理法を模索する姿勢は、環境問題を考える上でも新たな視点を提示している。