どんなに優秀なカバーでも、構造上避けられない最大の弱点がある。それが「背中とストラップの隙間」から伝い落ちる雨水だ。傘を差していても、風にあおられた雨粒は背面積層部から浸入し、バッグの底へと溜まっていく。
この浸水リスクをゼロに近づけるための独自テクニックを紹介しよう。まず一つ目は、カバーを装着する前に、バッグ内部のノートPCやガジェット類をあらかじめ大判のビニール袋やドライバッグで包む「インナー二重化」だ。これだけで外側からの浸水による電子機器の全滅を確実に防げる。
二つ目は、カバーの開口部ゴムに100均で購入できるS字カラビナや小型クリップを噛ませ、リュックのショルダーストラップ根元に固定する方法だ。突風でカバーがめくれ上がる事故を防ぎ、背中側への雨の侵入経路を物理的に狭めることができる。さらに、使用前に市販の防水スプレーを縫い目部分に重点的に吹き付けておけば、浸水までの耐時間を劇的に延ばすことが可能だ。