滋賀県長浜市湖北町、そして岐阜県不破郡関ケ原町今須。今もその地を訪れると、田園風景の片隅や古刹の木陰に、ひっそりと佇む供養塔や首塚に出会う。
観光地として整備された華やかな城跡とは対照的に、そこには観光客の喧騒はない。だが、地元の人々の手によって手向けられた季節の花や線香の煙が絶えることはない。
政治の駒として生を受け、時代の軋轢に押しつぶされて十年の短い生涯を終えた少年。勝者が紡いだ大河の歴史の裏側に埋もれたその無言の叫びは、450年以上の時を超えた今も、訪れる者の胸に「平和とは何か、権力とは何か」という重く鋭い問いを投げかけ続けている。 (出典: 浅井 万 福丸(Yahoo!ニュース))
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