Q1:コンセントを抜いてリセットする際、なぜ10分以上待つ必要があるのですか?
A1:冷蔵庫の心臓部であるコンプレッサー内の冷媒ガス圧力を均一に平衡化させるためです。抜いてすぐに差し込むと配管内の高圧にモーターが逆らえず、過電流による焼き付きや始動不能を起こす恐れがあります。また、基板内の残留電気を放電し、マイコンをクリーンに再起動させるためにも最低10分のインターバルが必要です。
Q2:庫内の電気は明るくつくのに、冷蔵室も冷凍室も冷えないのはなぜですか?
A2:照明回路と冷却回路は別系統になっているためです。電気がつく状態はコンセントまで通電している証拠ですが、マイコンの制御エラー、冷却器の霜詰まり、またはコンプレッサーや始動リレーの故障により、肝心の冷却ユニットだけが動いていない状態を示しています。
Q3:霜取りを早く終わらせるために、ドライヤーの熱風を当ててもいいですか?
A3:絶対に避けてください。庫内の内壁樹脂や冷気ダクトは耐熱温度が低く、ドライヤーの熱風で簡単に変形・破損します。ダクトが変形すると二度と正常に冷気が循環しなくなるほか、火災や感電の危険性もあります。面倒でもドアを開け放ち、室温による自然解凍を待つのが鉄則です。
Q4:電源リセットで一度冷えるようになったら、もう完全に直ったと考えてよいですか?
A4:一時的なマイコンの誤作動だった場合はそのまま何年も使い続けられるケースがあります。しかし、霜取りヒーターの不具合や冷媒ガスの微小漏洩が潜んでいる場合、2〜3日から1週間程度で再び冷えなくなる事象が頻発します。復旧後数日間は庫内の温度変化や氷の溶け具合を注視してください。