今年に入り、業界内で急浮上したのが長年所属した大手芸能プロダクションからの独立・移籍説だ。一見すると順風満帆に見えた関係性だが、内部では表現の自由度や海外展開を巡る路線対立が先鋭化していたという。関係筋の証言によれば、従来の民放テレビ局主体のプロモーション戦略と、世界基準のクリエイティブを志向する彼女の思想に、次第に埋めがたい溝が生じたとされる。
「彼女は既存の枠組みに安住することを何より嫌った」。あるプロダクション幹部は苦渋の表情でそう漏らす。移籍の手続きは最終段階に入っており、自身のクリエイティブを主導する新体制の確立がカウントダウンを迎えている。この動きは、旧態依然とした日本の芸能ビジネス構造に冷や水を浴びせる大きな一手となるはずだ。