福島瑞穂氏のプライベートを語る上で欠かせないのが、弁護士の海渡雄一(かいど ゆういち)氏とのパートナーシップです。2人は司法研修所(39期)の同期生として出会い、互いの人権活動や社会運動への志に共鳴して深い絆を結びました。
特筆すべきは、2人が40年以上にわたって「事実婚(婚姻届を提出しない関係)」を継続している点です。どちらか一方が改姓を強いられる現行の民法制度に対する問題提起として、また「互いの人格と個人の尊厳を尊重し合う対等なパートナーシップ」の実践として、事実婚を選択しました。
2人の間には娘が1人誕生していますが、長年にわたり互いの法律事務所で活動しつつ、家庭生活と社会活動を両立させてきました。公私混同を避け、個々の専門家としての自立を保ち続ける関係性は、現代における多様な家族の在り方を先駆けた実践例として語られています。