長野県北佐久郡軽井沢町の北西部に位置する千ヶ滝西区。歴史ある別荘地の中でもひときわ閑静な高級エリアの一角に、問題の巨大施設が存在します。周囲は生い茂るカラマツやモミの木に囲まれ、一般の別荘地とは一線を画す厳重な防犯カメラと背の高いフェンスが張り巡らされています。
公図や建築計画表示板によると、敷地面積は約1万9,979平米(約6,043坪)という途方もない広さです。一般的な軽井沢の高級別荘が300〜500坪程度であることを考えると、実に10倍から20倍に相当するメガスケールを誇ります。敷地内にはプライベートガーデンやヘリポートを想起させるオープンスペースが整備され、建物自体は延床面積で約2,000平米近くに及ぶとみられています。
かつてネット上に流出した空撮写真や工事当時の建築計画図からは、低層でありながら横に長く広がるモダンな平屋風の意匠が見て取れます。自然景観を壊さないよう配慮された外観デザインの一方で、外部からの視線を完全に遮断する設計となっており、まさに現代の要塞と呼ぶにふさわしい威容を放っています。