ドラマ界で目覚ましい成功を収める一方、スエは映画女優としても輝かしい実績を誇っています。映画デビュー作となった『ファミリー』(2004年)では、元前科者の娘という複雑な役柄を演じ、青龍映画賞・新人女優賞を獲得して鮮烈な印象を残しました。
さらに、ベトナム戦争下の過酷な時代に翻弄されながら夫を探し続ける女性を描いた名作『あなたは遠いところに』(2008年)では、大鐘賞映画祭および青龍映画賞の主演女優賞をダブル受賞。映画界におけるトップ女優の座を不動のものにしました。
その後もスリラー映画『ミッドナイトFM』(2010年)、パニック大作『FLU 運命の36時間』(2013年)、欲望と権力の世界を暴いた『上流階級』(2018年)など、ジャンルを問わず意欲作に挑み続けています。作品規模の大小にかかわらず、物語の核として画面を引き締める存在感は映画界でも高く評価されています。