公的機関によるエビデンスの整理も進んでいる。経済産業省の要請を受け、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が実施した検証試験では、一定以上の有効塩素濃度を持つ次亜塩素酸水が特定のウイルスに対して有効であることが確認された。具体的には、拭き掃除において有効塩素濃度35ppm以上、流水使用で20ppm以上がひとつの基準ラインとして示されている。
また、厚生労働省も食品添加物としての指定基準や現場での衛生基準を明確に定めており、生成方法やpH値、有効濃度の厳格な管理を求めている。パッケージに「除菌」とだけ大書され、有効塩素濃度や酸性度、製造年月日が明記されていない製品は、公的見解に照らし合わせても信頼に値しないと判断すべきだ。