リビングルームの主導権をめぐる争いは、かつてない激しさを極めている。世界の動画配信サービス産業を牽引するツートップ、NetflixとAmazonプライム・ビデオの戦略は、作品の「初速」をいかに最大化するかという一点に集約されつつある。
Netflixはオリジナル作品の全世界同時配信によるSNSジャックを狙い、関連ワードの世界トレンド独占を仕掛ける。対するAmazonプライム・ビデオは、国内の独占大型バラエティや注目のアニメシリーズを巧みに組み合わせ、週末の視聴者維持率で対抗する。作品数での勝負から、一撃でタイムラインを制圧する「話題性の強度」へのシフトが明確になった。