長年育てた愛着のある株に強い切り戻しを施す際、万が一の枯死に備えて挿し木でクローン株を作っておくことが最高のリスクヘッジとなる。
剪定の際に切り落とした枝の中から、先端が柔らかく元気な若枝を10センチほど選ぶ。下部の葉を丁寧に摘み取り、数時間水揚げをした後、清潔な赤玉土やバーミキュライトに挿す。日本園芸協会の指導に基づけば、春(4月~5月)または秋(9月~10月)の気温が安定した時期に行うことで、発根率は飛躍的に高まる。保険としての挿し木株が手元で育っていれば、親株の強剪定にも思い切って挑戦できる。