氷点下の環境におけるバッテリー消耗は、電気自動車(EV)普及の大きな壁だった。冬の寒冷地走行では暖房の使用によって電磁エネルギーの消費が急増し、ドライバーに「途中で止まるかもしれない」という強い不安を与えてきたからだ。この懸念を拭い去るため、2026年までに主要なSA・PAへ超急速充電ステーションが集中配置された。
上達SAや谷川岳PAなどに配備された最大350kW級の充電器は、10分間の停車で約200キロ分の航続距離を回復させる。トラック専用の高出力充電ポートも稼働を始めており、冬場でもバッテリー切れを心配せずに新潟・日本海側へアクセスできる環境が整い始めている。