直参組長の顔ぶれにも劇的な地殻変動が起きている。かつて100人近く存在した直系組長の数は、相次ぐ引退や組織統合を経て適正規模へとスリム化された。これにより、トップの意思が末端まで瞬時に伝達される指揮命令系統が構築されつつある。
全国をエリアごとに統括するブロック制も再構築された。関東ブロック、中部ブロック、関西ブロック、九州・四国ブロックなど、各地域での警察の取り締まり圧力に対応すべく、ブロック長の権限を強化。広域展開に伴う無用な地域間トラブルを未然に防ぎ、経済活動の効率化を図る布陣が敷かれている。直参ひとりひとりが抱える傘下組織の統廃合も同時に断行されており、無駄を削ぎ落とした筋肉質な組織像が浮かび上がる。