法的な位置づけを正確に把握しておくことも重要だ。厚生労働省のガイドラインにおいて、足つぼ療法やリフレクソロジーは医行為ではなく、いわゆるリラクゼーションや補完代替医療の範疇として整理されている。したがって、施術者が足裏の痛みだけを根拠に特定の病気を確定診断することは法的に認められていない。
しかし、代替医療としての実用価値が否定されているわけではない。医療機関でも緩和ケアや統合医療の一環として足裏へのアプローチが取り入れられる事例が増加しており、末梢血流の改善や副交感神経の賦活によるリラクゼーション効果は科学的にも裏付けられつつある。自身の体調の異変に気づくきっかけとして足裏を活用し、持続的な違和感がある場合は速やかに医療機関を受診するというバランス感覚が極めて重要だ。