石崎のキャリアを語る上で外せないのが、大学バスケの強豪である東海大学SEAGULLS時代に見せた圧倒的な存在感だ。そこで培われた強固なメンタリティとフィジカルは、後に男子バスケットボール日本代表としての重責を担う大きな土台となった。世界の強豪と渡り合うために彼が選択したのは、当時としては異例の海外移籍。ドイツのプロリーグへと足を踏み入れた決断は、当時の関係者に大きな衝撃を与えた。
さらに国内復帰後、ファンを驚かせたのが数々の電撃移籍である。特に琉球ゴールデンキングスへの加入は、チームの戦術的ラストピースとして大きな話題を呼んだ。「周囲がどう思うかではなく、自分がコート上でどんな価値を提供できるかだけを考えていた」と本人は当時を回想する。どのチームに属しても変わらない徹底したプロフェッショナリズムと勝利への執着が、彼のプレイスタイルを唯一無二のものに昇華させていた。