安全地帯に身を置き、誰かを傷つけない無難な言葉ばかりが溢れる言論界において、己の全存在を賭けて言葉を放ち続ける姿勢は圧倒的である。批判を浴び、孤立を深めることを恐れず、常に自らの思考の更新を厭わない態度は、言論人というよりも一個の闘争者としての生き様を体現している。
社会の空気が一方向に傾きかけた時、その同調圧力に冷や水を浴びせ、硬直した議論の前提そのものを破壊する。激変する世界情勢と国内の混迷が深まる中で、この異端の表現者が放つ問いかけは、私たちが無意識に目を背けてきた国家と個人のありようを、今なお冷徹に照射し続けている。 (出典: 小林 よしのり 思想(Yahoo!ニュース))
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