技術的な進展が著しい一方で、運用面でのハードルは決して低くない。感染症医学・環境衛生学の専門家が指摘するのは、エネルギー消費量と維持コストの増大だ。大風量で外気を導入しつつ排気を続けるシステムは、空調エネルギーを激しく消費する。脱炭素が叫ばれるなかで、いかに環境負荷を抑えつつ安全な空気環境を担保するかという難題が浮上している。
また、設備の高性能化に伴い、現場スタッフの教育も急務となっている。いくら空調が正常に作動していても、前室の扉を同時に開放してしまえば気流制御は破綻する。最新のセンサー技術やAIによる気流シミュレーションを組み込んだスマート病棟の開発など、ヒューマンエラーを防ぐハード・ソフト両面からのアプローチがこれからの医療インフラを左右する鍵となりそうだ。 (出典: 陰 圧 室 と は(Yahoo!ニュース))
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