着付けに入る前に、まずは必要なアイテムが手元に揃っているか確認します。男性の浴衣一式は女性に比べて点数が少なく、準備のハードルが非常に低い点が特徴です。
男の浴衣に必要なもの一覧
- 浴衣本体:身長に合ったプレタ(既製)サイズまたはマイサイズ。
- 帯(角帯または兵児帯):初心者は扱いやすい綿やポリエステルの角帯、またはアレンジ自在な大人の兵児帯が適しています。
- 腰紐(1〜2本):浴衣を固定するための細い紐。最低1本、慣れないうちは2本あると安心です。
- 下着(インナー):汗ジミと透けを防ぐための上下肌着。
- 履物(下駄または雪駄):素足で履く木製下駄や畳表の雪駄。
- 信玄袋・巾着・合切袋:財布やスマートフォンを収納する和装用バッグ。
最も質問が多く寄せられるのが「メンズ浴衣の下着は何を着るべきか」という点です。夏場の浴衣地は薄手で、汗を吸うと肌に張り付いたり、光の加減で足のラインや下着が透けたりするリスクがあります。
上半身は深めのVネックやUネックの吸汗速乾インナー(ベージュやグレーなど肌に近い色)を着用するのが定石です。首元からインナーがチラ見えすると一気に部屋着感が出てしまうため、襟ぐりが広い設計のものを選択します。下半身はステテコ(または薄手の冷感レギンス)を一枚穿いておくことで、汗による太ももの摩擦を防ぎ、裾さばきが格段に軽快になります。