大雨による水害を防ぐうえで最大の脅威となるのが、同一地域に猛烈な雨を降らせ続ける「線状降水帯」の形成だ。防災当局は、台風が運ぶ湿った空気が山地にぶつかるエリアにおいて、数時間にわたり積算雨量が数百ミリに達する恐れがあると警告している。
避難情報における警戒レベル4「避難指示」が出された段階で、対象地域の住民は全員速やかに危険な場所から退避しなければならない。夜間の無理な避難や冠水した屋外の移動はかえって致命的なリスクとなるため、自宅2階以上などの安全な場所へ移動する垂直避難も視野に入れた冷静な判断が不可欠だ。