どれほど上質な酒を用意しても、炭酸が抜けてしまっては台無しだ。刺激的で持続力のある泡を作るには、科学的な裏ワザが存在する。
まず必須なのが、グラスと梅酒、そして割材の冷却。特に「ウィルキンソン タンサン」のような強炭酸水を使用する場合、キンキンに冷やしておくことで液体へのガス溶解度が飛躍的に高まる。注ぐ際はグラスを斜め45度に傾け、氷に直接当てないよう内壁を這わせるのが鉄則だ。注ぎ終えた後のステア(かき混ぜ)は、マドラーで氷を上下に一回だけそっと持ち上げる程度にとどめる。ぐるぐる混ぜると、炭酸ガスが一気に抜け去ってしまうからだ。